鉄骨倉庫
鉄骨造って何？
倉庫は建物の材質によって様々な種類に分けられます。
鉄骨造の倉庫やテント倉庫など目的や用途に合わせて倉庫を建てる事が出来ます。
鉄骨造はその名の通り、鉄骨を建物の材料として使用して作っていくものの事を指しています。
鉄骨の特徴はやはり何と言っても燃えにくくて建物の強度を高める事が出来る事でしょう。
地震などの災害によって建物に対して大きい力が加わっても折れる事はなく、変形する程度で抑える事が可能です。
そして一言で鉄骨造と言っても重量鉄骨と呼ばれる造りと軽量鉄骨と呼ばれる造りの2パターンがあり、
軽量鉄骨の場合、軽量形鋼と言われる軽めの鋼材を使って建物の骨組みを組む方法になっており重量鉄骨と比べると自由度が高いのが特徴です。
設計する際の自由度が高いのが最大の特徴と言えますが、もちろん鉄骨というだけあって強度も十分にもっています。
重量鉄骨はその名の通り、鉄骨が非常に丈夫な作りになっているのが特徴なので建物を建てる際の柱の本数を少なく済ませる事が出来ます。
軽量と比べて設計を行う際の自由度はより高くなり強度も増す分、費用が高くなります。
倉庫建設なら鉄骨造が安心！
倉庫建設をするなら、やはり丈夫な鉄骨造が安心でしょう。
鉄骨造は基準として使用する鋼の厚さが6ミリ以上の物であれば重量鉄骨とされ、6ミリ未満の物は軽量鉄骨と分類される事を覚えておきましょう。
一言で鉄骨と言ってもS造やRC造やSRC造と呼ばれるもののように色々な種類があります。
一般的な鉄骨造がS造で、これは鉄骨を使って骨組を行ってから柱や梁を溶接、またはボルトで繋いていく構造となっていて最もシンプルです。
基本的に耐震性に優れている特徴があるので、地震対策としても有効です。
次にRC造と呼ばれるものですが、これは鉄筋コンクリートの事を指します。
耐特徴として挙げられるのは非常に耐火性と耐震性の両方に優れている事です。
デザインも自由度が高いので人気の工法なのですが、かなり重量があるので大きい建物を建てる場合は向いていない傾向があります。
最後にSRC造ですが、これは鉄骨鉄筋コンクリートの事でその名前の通り上記で挙げた両方の良い所を併せ持った性能を持っているのが特徴です。
鉄骨造のメリットである軽量と鉄筋コンクリートのメリットである耐火性を持っているので人気が高いです。
